昔からの味を守り続ける「亀齢酒造」長い間飲み続けたくなる魅力とは？

スッキリ辛口

本日は、広島県東広島市西条にある「亀齢酒造」さんを散歩してきました。

広島県は甘口の日本酒が多い中、こちらの亀齢酒造では、スッキリとした辛口のお酒を作っていて、たまたま酒蔵でご一緒になった、ご年配の方から、

「若い頃から、亀齢酒造を飲みながら、一緒に歳を取ってきたんだ。」というお話しを聞き、こんなにも長い間、好きでいられる、お酒があるって素晴らしいと感じました。

「大正６年」に、優れた醸造技術に対して、日本最初の名誉賞を贈られたのが亀齢酒造です。日本初って凄いですよね。近年では色々な賞がありますが、

ゴールド、シルバー賞というのも、素晴らしいのだと思いますが「名誉賞」ってなんだか、日本の伝統的な感じがして、個人的に好きです(笑)

最近の流行りは、フルーティーな香りと、少しの酸味のバランス。ややワインっぽい日本酒が好まれていると聞きます。

しかし、亀齢酒造では、昔ながらの伝統的な製法で、流行りに流される事無く、変わらない味を作り続けています。

だからこそ、昔らずっとファンでいてくれる方が多いのでしょう。いつ行っても、変わらぬ酒を購入して帰る事ができる。確かに新しい挑戦や、流行りの味を作るというのも、新規のファンを獲得するうえで、大事な事かと、個人的には思いますが、

昔からの味を守り続けていくというのも、亀齢を愛している人達を１番大切にしていて、強い覚悟を感じる、素晴らしい理念だと感じました。

無料で、亀齢を試飲させて頂けます。辛口のスッキリした味わいの中に、酸味を感じ、あ～これが日本酒の味だよな。としみじみ感じる味わい。

食中酒として、料理の邪魔は絶対にしないであろう、バランスの取れた、美味しいお酒でした。伝統ある日本酒を作り続ける亀齢酒造。是非さんぽしてみてください。