純米酒へのこだわり
今回は、広島県竹原市本町3-4-14 竹原の街並み保存地区にあります「藤井酒造さん」を散歩してきました。
酒蔵交流館といった、使わなくなった旧仕込蔵を開放されており、こちらでは日本酒の試飲や雑貨などの購入、不定期にコンサートなども開催されているようです。
藤井酒造では「純米」に強いこだわりを持っており「米」と「米麹」のみを原材料として使用した、日本酒本来の酒造りをし、現在では、蒸留アルコールを添加した日本酒も存在する中、自社で製造する酒全てを、米と米麹のみで醸造されております。
添加される事が悪いという訳ではなく、あくまでも「純米酒」にこだわりを持つ、藤井酒造の酒造りに対する強いこだわりを感じました。
日本で初めて1位を取った酒がある
藤井酒造の創業銘柄である「龍勢」(りゅうせい)は、明治40年開催の「第1回全国清酒品評会」に出品した銘柄で「最優秀第1位」を受賞。まさに、日本1に輝いた実績がある銘柄との事です。
戦後は、純米酒製造が禁止され、「純米酒でないと龍勢ではない。」という強い思いから、3代目によって、1度は歴史に幕を閉じる事となったのですが、
5代目によって復活した龍勢は、今も昔も、全量純米にこだわって醸造されております。
豊富な雑貨や陶器
写真のように、酒蔵交流館では、多くの雑貨や陶器が販売されており、歴史ある蔵の見学と一緒に楽しめますし、週末限定で「酒蔵そば処 たにざき」といった、手打ちそばを食べる事ができるようなので、タイミングが合えば、是非行ってみたいですね。
試飲できます(無料)・龍勢 和みの辛口
無料で試飲をさせて頂けます。気になった商品を数種類試させて頂き、購入したのが、龍勢 和みの辛口 八反錦です。
広島県の酒造好適米である「八反錦」を使った商品で、しっかりとした酸味と、アルコールのパンチ、キレを強く感じました。上品で適度な旨味が、食事の邪魔をせず、多くの料理と合わせやすいかと思います。
他にも「夜の帝王」といった遊び心あるネーミングの酒もあったので、次回はそちらを購入してみようかと思っております。
見所満載な酒蔵交流館のある藤井酒造さん。是非さんぽしてみてください。
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