2018 西日本豪雨からの復活
広島県東広島市安芸津町三津4228にあります「柄酒造」さんを散歩してきました。
柄酒造では、2018年の西日本豪雨で、蔵の再開は難しい程の災害を受け、一度は酒作りを辞めなければいけないような状態になったとの事。
しかし、地域の方や、多くのファンの方の支えによって、なんとか復活を遂げた、柄酒造の酒は、災害前と変わらず、いえ、それ以上の仕上がりで、多くのファンを驚かせました。
家族経営の、小さな酒蔵なんですと言われておりましたが、小さいからこそ、細かな所まで目が行き、手間暇をかけて、酒作りができるんです。とも言われており、
災害時に協力してくれた方々へ感謝の気持ちを持ち続けて、自分達ができる最高の酒作り行うという、柄酒造の姿勢が、とても素晴らしく感じました。
100% 広島県産の米を使用する
広島という地域に根付いた酒を楽しんでほしいという思いから、100%広島県産の米を使用しており、「千本錦」「八反錦」といった「酒造好適米」(日本酒造りを目的に作られた米)を使用。
香り高く、ふくよかな酒に仕上がるとの事です。私は広島に住んでいながら、購入する米は、スーパーで安いものを、なんのこだわりも無く買っていますが、
日本酒を買う時には、何処のどういった米を使用しているのか、気になってしまうから不思議です(笑)
試飲はできません
試飲はできますか?とお聞きしたところ、今はやっていないんですとの事。これは、また自分の直観との戦いです(笑)ラベルのデザインや、お店の方のお話しから、商品をチョイスするのも、なかなか楽しいものです。
事前に、試飲可能かどうかを確認して行けばいいじゃないの?と言われるかもしれませんが、それをやってしまうと、試飲無いなら、行くのは辞めとこうかな?って悪魔が囁いてくるんです(笑)
そうなると、紹介できない酒蔵さんも増えてしまうだろうし、試飲できなくても、購入した酒が、自分の好みに、ど真ん中ストライクだった時の嬉しさも、格別でございます。
日焼けしたオタフク
自分の直感を信じ購入したのが「於多福」(おたふく)夏の限定酒である生酒です。
よく見ると、おたふくが日焼けしてるんです(笑)夏なんで日焼けしました。ってお店の方も言われてて、こういう遊び心がいいな~って思いました。飲んでみた感想ですが、
まずは、口に米の甘さと、フレッシュな香り、炭酸のようなピリピリ感が舌に伝わってきます。キリっとした喉ごしで、暑い夏に最高に合う商品だなと感じました。
辛口の酒と聞いていましたが、生酒だからか、しっかりと米の甘さを強く感じるのと、キレが良い為、後を引かないので、とても飲みやすく、食事とも合わせやすいかと思います。
西日本豪雨で壊滅的な被害を受けても、諦めずに歩みを進める柄酒造。是非さんぽしてみてください。
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