「旭日酒造」おりがらみ生

神々が集う出雲の地

島根県出雲市にある「旭日酒造」さんを散歩してきました。

島根県出雲市と言えば、出雲大社があり、神々が集う地としても有名ですよね。そんな土地で、明治2年に創業した歴史ある酒蔵です。

駐車場に、2台停められますが、多分初見では分からない為、お店に電話して聞く事をおすすめします。私は分からず、近くの有料駐車場に停めました。

100円で6種類の試飲

なんと、100円で6種類の試飲をさせていただけます。1種類100円ではありません。6種類全て飲めて100円です。

ビックリしました。1種類100円か。安いなと思いながら、とりあえず100円でコインを購入すると、コインが6枚貰えて、はてなマークが出ていたんですが、

100円で6種類飲めるんで、1番から飲んでみてください。」と言われ、安すぎて衝撃を受けました。こんなに嬉しい100円均一は他にありません(笑)

試飲する順番も計算されている

試飲の順番も考えられており、1から6にかけて、どんどん味が濃く、深い味わいになっていきます。最初は、キレの良いサッパリとした食中酒としてピッタリのお酒。

最後には、お酒そのものが主役として成り立つであろう存在感と味わい。最近は、広島のお酒をずっと飲んでいたので、甘口に慣れていたせいか、キレの良いサッパリとした感じが、新鮮で美味しかったです。

動物愛護活動

旭日酒造では、こちらの純米酒の売り上げの一部を、出雲市の特定非営利活動法人「アニマルレスキュードリームロード」さんへ寄付されております。

私も動物は好きですし、人間の勝手な都合で、捨てられたり、不幸になる動物が少しでも少なくなったらいいなと思っています。しかし、こうやって寄付などの行動に移せる人は多くありません。

私もそうです。美味しい日本酒を購入して、その一部が、少しでも動物達の為になるのであれば、こんなWINWINな事ってないですよね。

純米吟醸(干支ラベル)

購入した、旭日純米吟醸干支ラベル2023年「発卯」(ミズノトウ)毎年、干支に合わせたデザインを出されているらしく、前年の分が少しだけ、残っているという事で購入しました。

落ち着いた、柔らかな味わいで、キレが良く、サッパリとしており、違和感無く、スッと入ってくる、とても飲みやすいお酒でした。

おりがらみ生

こちらが、今年の2024年「甲辰」(きのえたつ)デザインです。「おりがらみ生」といったお酒で、「おり」を残したままの、薄く濁ったお酒の事です。

通常のお酒は、おりを取り除きますが、おりが残っている事で、にごり酒程の濃厚さは無、やや濃厚な味わいとなります。

先程紹介した純米吟醸は、サッパリとしたお酒で、おりがらみは、サッパリ感を残しつつも、甘みがあり、やや濃厚な味わい。しかし、スッと消えていくキレの良さが心地良く、個人的に、おりがらみ、かなり好きかもしれません。

お酒の丁寧な説明や、スタッフの方の接客、試飲の安さ、動物愛護など、とても魅力的な旭日酒造さん。是非さんぽしてみてください。

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