年に4回も蔵祭りが開催れる嘉美心酒造でお値段以上の酒達に驚愕する

神心(かみこころ)

酒蔵さんぽ。今回は岡山県浅口市寄島町7500-2にあります「嘉美心酒造」(かみこころしゅぞう)さんを散歩しました。

大正2年創業で、代表銘柄である「嘉美心」は、身も心も清らかにして、お酒を醸したいという信念から、神様を敬う気持ちを込めた「神心」(かみこころ)から名付けられたそうです。

お客様の口に入るまでが酒造り」という原点に立ち「安心して口にできる本物を提供する」ことを理念とし「米旨口」を追求して酒造りをおこなっています。

年4回の蔵祭り

嘉美心酒造では年に4回も蔵祭りを開催しています。春夏秋冬。全ての季節で行われ、限定酒や、試飲、充実した飲食コーナー

子供も楽しめるような、抽選会、輪投げ、射的、ダーツ、甘酒などの出し物も豊富。全国各地から、蔵祭りに参加する方も多いそうです。

「鴨方駅」から無料シャトルバスも出ているので、車じゃなくても参加できます。こうやって1年通して蔵祭りができるのも、

徹底した冷房管理システムと、空気清浄器で常にクリーンな空気を保ちながら酒造りを行い「瓶貯蔵」(びんちょぞう)を取り入れることで

最適な状態の酒を1年間通して販売できるようになったからで、この徹底した管理技術のおかげで、私達は美味しい日本酒を飲めているというわけですね。

写真のように「牡蠣と共に育つ酒」というお酒があって、なんと海底で4カ月間も牡蠣と一緒に熟成したものだというのです。

こちらは殻付き牡蠣とのセット販売(限定品)とのことで、公式HPから予約受付が始まったら、買ってみたい商品ですね。

試飲ができます(無料)

試飲は無料でさせてもらえます。試飲できるお酒の種類も豊富で「遠くから来てくれてありがとうございます。お好きなだけ試飲していってください。」って言ってもらえました。

そして、なんと、私が蔵にお邪魔させてもらった日は、年に4回ある蔵祭りの前日…外では蔵祭りの準備で、蔵人の方全員、とても忙しそうでした。

そんな中でも、気にせずゆっくりしていってください。と素晴らしい対応をしていただき、忙しい中、駐車場まで歩いて案内してもらったりなど、

ほんと気持ちの良い接客をしていただき、感謝しかありません。忙しい中、本当にありがとうございました。

試飲をした感想は、私が大好きな味わいばかりでした。お米の甘さと旨味をしっかりと感じ、香りも華やかなものが多かったです。

冬の月 純米吟醸生酒

購入したのが「冬の月 純米吟醸生酒 無濾過生原酒」です。

お米は「里海米」(さとうみまい)を全量使用。里海米とは、瀬戸内海で育った牡蠣の殻を田んぼに入れて土作りをし、育てたお米のことを言います。

牡蠣殻にはカルシウムやミネラル分が多く含まれているので、良質なお米が育つみたいです。

酵母は「岡山白桃酵母」を使用。フレッシュで桃を思わせるフルーティーな香り、口に含むと、お米の甘さがトロリと広がる。強めの甘みと旨味の後から

生原酒らしい荒々しさ残るパンチがガツンとくる。この強めのパンチ力が強い甘みに、くどさを感じない大事な要素なのではと感じました。

余韻に少し甘みが残る。じっくり飲みたくなる、私の好きな味わいでした。最高です。

限定100本 オオカミココロ

2本目は「100本限定」「Wolf`s heart」直訳すると「狼の心」ですね。

純米大吟醸無濾過生原酒となります。これまたフレッシュで、フルーティーな香りと、ややピリッとした炭酸感を感じ、控え目の甘み。

お米の旨味を力強く感じました。キリっとしたキレの良さと、サッパリとした後口は、狼の凛とした立ち姿のように綺麗で、

サッパリとしていながらも、余韻として残る、お米の旨味は、狼の存在感を演出しているようにも感じました。とっても美味しいです。

毎回売り切れてしまうらしく、もし見つけたら、また購入したい逸品でした。

しぼりたて原酒 900ml

最後になります。「しぼりたて原酒」こちらは本醸造酒です。

「900ml」も入って、価格もお求めやすくなっています。というか間違いなく価格以上の味わいだったと言えますね。

香りは、他に購入した2点と比べてしまえば、フルーティーさこそ、感じませんが、フレッシュな香りが心地良く、こちらも白桃酵母を使用していて、

味わいは、完熟した桃のような濃厚な甘みを感じます。アルコール度数も「18.5%」と高めなんですが、このキツめのアルコール感が、

全然後を引かないので、とっても飲みやすいんですよね。しっかりとした満足感がありながらも、スルスルと飲めてしまう。

これまた美味しくいただきました。コスパに大変優れた商品だと感じましたし、また買います(笑)

最後に言いたいこと

嘉美心酒造を散歩して思ったことは、手の届きやすい価格帯の商品が多いなと感じました。

物価高や酒米の価格上昇など、日本酒を造るコストも年々上昇していると思います。そんな中でも、購入者に寄り添って、なるべく手の届きやすい価格帯で

頑張ってくれているというのが、ラインナップを見たり、試飲をして、家に帰って購入した日本酒を飲んだことで、凄く伝わってきました。

圧倒的にコストパフォーマンスに優れていると思ったからです。この味わいで、この価格は素晴らしいなというのが正直な感想です。

そして蔵人の皆さんの気持ち良い接客だったりを見ていると、そりゃー全国から蔵祭りに来るよね。って実感しました。

私もファンになってしまいました。是非、嘉美心酒造。散歩してみてください。

コメント