歴史ある天理の地にある稲田酒造。出会った墨アーティストデザインの日本酒が絶品

まずは駐車場探し

酒蔵さんぽ。今回は奈良県天理市三島町379にあります「稲田酒造」(いなだしゅぞう)さんを散歩しました。

豊かな自然や歴史的な建造物が多い天理の商店街の中にある蔵で、駐車場が少し分かりにくいので記載します。

マップ上の「全国災害復興支援協会|奈良支店 株式会社NewEarth」さんを左手に見て、細い道を左折。 そのまま真っ直ぐ進むと駐車場があります。

入口が細くて分かりにくいんで、商店街を左手に見て、商店街の信号手前を左折する。と思いながら運転してください。商店街の信号を過ぎたら間違ってます(笑)

豊富な物販

稲田酒造は日本酒は勿論、豊富な物販も魅力的です。

中でも、奈良漬けの評価が高く、原材料は国産素材100%添加物も不使用。生きた素材にこだわり、とことん時間と手間をかけて作られています。

なんと完成までに3年もかかるのだとか。酒粕の芳醇な香りのする奈良漬けを、是非購入してみてください。

墨アーティスト

稲田酒造では墨アーティストである「イマタニタカコ氏」にラベルデザインを依頼しています。

創業時の銘柄を復活させた限定流通での新シリーズ「稲乃花」のラベルデザインを担当しており、奈良県在住で、

イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活動するなか、日本人として表現活動をしていくことを思い、

生まれ育った奈良県の墨をつかって創作をはじめたそうです。多くの賞を受賞し、あのルーブル美術館でも展示されるなど、活躍されています。

試飲できます(無料)

無料で試飲をさせてもらえます。

試飲した「氷室のさと」(ひむろのさとの)は天理市内の農家さんが作った酒米「吟の里」を使った商品で、スッキリと淡麗。爽やかな香りと旨味を感じる美味しい酒でした。

「香織」(かおり)は、とても美味しかったですね。鼻に抜ける濃厚な香りと味わいは別格でした。お世話になっている方へのお土産として購入しました。

月光

購入したのは「月光」です。

食用米としても人気のある「キヌヒカリ」を使っており、炊き上がりが絹のように美しいとされる品種で、雑味のない綺麗な酒が造れるとのことです。

香りはフルーティーで味わいはジューシー。スッキリとした甘さとキレイな後口。月明りの下で、ゆっくりと時間をかけながら飲みたくなります。

美味しかったです。酒蔵での接客も素晴らしくて居心地の良い空間でした。稲田酒造。是非散歩してみてください。

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