おかげ横丁にある伊勢唯一の酒蔵 伊勢萬内宮前酒造場でおかげさまと出会う

伊勢唯一の酒蔵

酒蔵さんぽ。今回は三重県伊勢市宇治中之切町77-2「おかげ横丁」内にあります「伊勢萬内宮前酒造場」(いせまんないくうまえしゅぞうじょう)さんを散歩しました。

伊勢唯一の酒蔵で、代表銘柄は江戸時代に流行した「おかげ参り」と伊勢の神々や自然への感謝を込めた「おかげさま」という銘柄になります。

おかげ横丁は平日でも観光客が多いですね。そして日本の方が多いなと感じました。最近では観光地と言えば海外の方も多くて

色々な言葉が飛び交ってたりしますが、おかげ横丁は日本語がめっちゃ聞こえて安心します(笑)

食べ歩きと合わせて利用

おかげ横丁と言えば「食べ歩き」ですよね。私も散歩前からYouTubeやブログなどで情報を集めて、どんなものを食べようかワクワクしてました。

ちょっと酒蔵の紹介から脱線して、食べたものを少しだけ写真載せていいですか?(笑)すぐ終わるんで…

散歩したのが暑い時期だったので、食べ歩きしてたら、かなりの疲労感でした…そして喉が渇く。つまりは冷たいものが飲みたくなる。

そんな時、オアシスとなるのが伊勢萬内宮前酒造場です。

有料試飲ができます

食べ歩きに疲れて、暑さにもやられてしまったら、オアシスにて有料試飲を試してみましょう。紙カップで飲み歩きもできちゃうので

料理と合わせることだってできちゃいます。アユの塩焼きと日本酒なんて最高の組み合わせになるんじゃないでしょうか?

私が頼んだのは飲み比べセットですが、1種類ずつ頼めるし、なかなか量も多いので、家族や友人とシェアしながら楽しめるかと思います。

神の穂(かみのかほ)

伊勢萬内宮前酒造場には「神の穂」と言われる酒米を使った商品があります。神の穂とは一体どういった酒米なのでしょうか?

三重県の気候に適応した酒米として開発され、収穫時期がコシヒカリとほぼ同じで、背丈が低く倒れにくい。収穫量が多く、精米効率が高いので、酒造りにも適しているとのことでした。

完成した日本酒は、繊細な香りと滑らかな口当たりになるのが特徴です。

おかげさま 純米吟醸 神の穂

購入したのは「おかげさま 純米吟醸 神の穂」です。

三重県産の酒米、神の穂を100%使用して、三重県酵母(MK3)で醸(かも)した三重県産にこだわった日本酒になります。

2025年に多くの賞を獲得した商品で、フルーティーな香りと、口に含むと、しっかりと酸味の効いた甘さが広がります。

甘さは感じますが、優しい甘さなので、クドさは全くありません。香りや甘酸っぱさが瞬間的に広がるため、直感的に「美味しい」と感じました。

キレが良く、甘さの余韻は残りませんが、柔らかな香りと旨味が残るので、ゆっくりと味わいながら飲みたくなります。

公式のHPでは「食前酒」をおすすめしていました。確かに、食事と合わせる前に、この酒だけで楽しみたいなと思わせてくれる

存在感と満足度のある日本酒ではないでしょうか?伊勢萬内宮前酒造場。おかげ横丁と一緒に散歩してみてください。

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