2025年 世界一の純米吟醸

酒蔵さんぽ。今回は三重県津市栗真中山町433にあります「寒紅梅酒造」(かんこうばいしゅぞう)さんを散歩しました。
少数精鋭の家族経営にて酒造りを行っている寒紅梅酒造。年間の生産量は決して多くはないですが、丁寧な酒造りと確かな技術力で
2016年にはJAL国際線ファーストクラスにて採用されたり「SAKE COMPETITION 2025」の「純米吟醸部門」にて堂々の「第1位」を獲得します。

SAKE COMPETITIONとは、 世界一美味しい市販酒を決めるをコンセプトに、ブランドや銘柄に左右される事無く、純粋に酒質を審査する品評会でございます。
2024年には広島の純米酒も1位を獲得したことがあるんです。そちらの記事も是非ご覧ください。
ブラインドテイスティングで、情報を入れないように徹底して、酒質のみを審査しているため、ブランド力に左右されない
純粋に美味しいと思う日本酒がプロ達によって選ばれる賞なので信頼度も高いんじゃないかと個人的には思っています。
340点の中でトップを獲得

サケ コンペティション2025で純米吟醸部門は「340点」も出品されています。
その中での「1位」って凄くないですか?受賞したのは「寒紅梅 純米吟醸 山田錦50%」今回はこちらの日本酒を求めて散歩。
しかし…売り切れ…そうだよな~。みんな知ってるよな~(笑)
残念ではありますが、今回は私に縁がなかったということで、切り替えて直売所のラインナップを見てみることにしました。
試飲はできません




蔵での試飲はできません。自分の直感を信じて購入します。ラインナップの中に、ひときわ目を引く商品があったんですよ。
仲間になりたそうにこっちを見ている…
NATSU ペンギン

購入したのは「純米吟醸 NATSU SAKE」です。このペンギンラベルが可愛いですよね。
寒紅梅酒造では、季節によって動物をモチーフにしたラベルが使われているということで、今回はペンギンでした。
柑橘系の爽やかな香りと、しっかりと酸味の効いた甘さが、夏にピッタリで、ピリっとくる爽快感のある飲み口でキレも良いです。
しかし、サッパリとし過ぎない、程よくジューシーで濃い旨味も感じるため、飲んでいて満足度も高い美味しい夏酒でした。
世界一の純米吟醸を買えなかったのは残念ですが、新たな美味しい酒との出会いに感謝を。寒紅梅酒造。是非散歩してみてください。
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