岡山県倉敷で1番歴史ある酒蔵

酒蔵さんぽ。今回は岡山県倉敷市林705にあります「熊屋酒造」(くまやしゅぞう)さんを散歩しました。
江戸中期1716年頃から存在する歴史ある酒蔵で、約300年間日本酒のみを造り続けています。その技術力も高く評価され、
広島国税局鑑評会優等賞を4年連続受賞しております。広島国税局管内(鳥取・島根・岡山・広島・山口)の蔵元が醸造した清酒の品質を審査し、その結果を公開している鑑評会らしく、
品質の向上と清酒醸造技術の進歩・発展を図ることを目的にして開催されているようです。国税局が日本酒の鑑評会をしてることを初めて知りました。
2つの異なる井戸水

熊屋酒造では熊野神社の裏山から湧き出る霊水を使用しており「2つの大きな井戸」があるとのこと。
そして、異なる2つの水を酒造りの工程で使い分けることで、熊屋酒造の日本酒が完成していきます。
水脈が違うから水質が違うらしいのですが、同じような場所でも違った水質の水が湧き出てくるって不思議ですよね。
2つの異なる水を混ぜ合わせ、その比率によっても味わいが変化するので、この黄金比率は企業秘密となっております。
試飲はありません

蔵での試飲はできません。蔵開きなどのイベントで試飲をやっているとのことでしたので、是非予定が合う方は参加してみてください。
毎年開催されており、試飲は勿論、屋台も数多く出店されていて、行列ができる人気のイベントだそうなので、めちゃくちゃ気になりますね。
この日は、たまたま前日が蔵開きだったとのことで「昨日の蔵開きでお酒が入ってきてないのよ。ごめんなさいね。」と言われていて
片付けの途中だったんですが、その中でも快く受け入れてくださり、あるお酒を並べてくれて、蔵開きで余ったというお菓子まで子供にプレゼントしていただきました。ありがとうございます。
前日だったか~蔵開き行きたかったな。残念。次は予定を確認して散歩したいと思います。
伊七 純米吟醸 生酒

購入したのは、「伊七 純米吟醸 生酒」です。高梁川源流域水仕込み。岡山県産の「朝日米」を使用した商品で、お米の甘い香りが広がります。
口に含むと生酒のフレッシュな香りと、濃厚な甘さを強く感じました。その甘さの余韻は、スッと消えていくのではなく、少し余韻が残るので
甘さの余韻も楽しめるかと思います。アルコールの刺々しさも感じない、とても美味しい酒でした。熊谷酒造是非散歩してみてください。
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