1806年(文化3年)創業

酒蔵さんぽ。今回散歩したのが岡山県倉敷市児島下の町2-9-22にあります「三冠酒造」(さんかんしゅぞう)さんを散歩してきました。
1806年(文化3年)創業。江戸時代後期から存在する長い歴史のある蔵です。
「名脇役に徹し、食事を主役にする酒」そんな酒造りに取り組む三冠酒造。食事を引き立てながらも、その存在に負けない辛口の酒が特徴とのことです。
みこえの水

三冠酒造の仕込み水は「みこえの水」と呼ばれ、古事記にも登場しており、近隣の子供達が列をなして喉を潤したとされる
冷たくて旨い水として重宝されていたとのことです。海の近くということで水に塩分が含まれるのでは?と言われることもあるようですが
綺麗な純水で酒造りに適した「硬水」となっています。
直売所・酒造ギャラリー


築100年以上の精米蔵を改装して造られた直売所。酒造ギャラリーとして、分かりやすく酒造りの工程を学ぶことができるようになっています。
夏季限定の「吟醸酒粕かき氷」も人気となっており、酒粕シロップに酒粕練乳。仕上げに純米吟醸の酒糀(さけこうじ)を乗せた
豪華なかき氷となっており、私はまだ食べたことないんで、もし食べたことあるよって方は味を教えていただきたいですね。
有料試飲できます




直売所が角打ちとしても営業しており「3種セット・おつまみ付き」の販売がありました。しかし…私は運転手…残念ながら試飲はできませんでした。
仕込み水を使用した珈琲や、季節限定のかき氷、甘酒も販売されているとのことなので、運転手や子供でも楽しめますよね。
出来立ての無濾過生原酒

今回購入したのは「三冠 無濾過生原酒」です。酒蔵をさんぽ中に、当日詰めたての商品が運ばれてきました。まだラベルすら貼っていない出来立てです。
子供も一緒にいたんですが、なんとラベル張りを手伝わせていただきました(笑)

この2枚のラベルうちの娘が貼ったんですよ。うまいことできてるでしょ(笑)こんな経験できないですし、子供も喜んでいました。ありがとうございます。
味わいは、洋梨のようなフルーティーな香りと少し酸味の効いた甘みが広がり、ガツンと力強い原酒の荒々しさのようなパンチを感じます。
アルコール度数は18~19度と高めですが、アルコールの刺々しい嫌な部分を全く感じさせない、とても飲みやすくて旨い酒でした。
名脇役と言われていますが、主役も食えるであろう存在感ある酒でした。三冠酒造。是非散歩してみてください。
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