ハナハト蔵開きに参加

酒蔵さんぽ。今回は広島県呉市音戸町南隠渡2-1-15にある「榎酒造」さんの「ハナハト蔵開き」に参加してきました。
1年に1度開催される蔵開き。私は去年初めて参加させてもらったんですが、それが素晴らしすぎて2年連続での参加となります。
去年の蔵開きの様子とハナハトと言えば、貴醸酒(きじょうしゅ)。こちらについての詳しい説明を記事にまとめていますので、そちらもご覧いただけたらと思います。
約40種類の試飲



ハナハト蔵開きでは、約40種類もの日本酒を無料で試飲することができます。ちょっと大盤振る舞いすぎますよね(笑)
蔵人の方のお話しを聞くと、日本酒は人によって感じ方が全然違い、好みが大きく分かれる酒だから、これだけあったら、きっとあなたの好みの酒があると思いますよ。
と言われていました。確かにこれだけ違った酒を同時に飲み比べする機会なんて無いですし、まず40種類全部なんて飲めないので
まずは、試飲する酒を選ぶことに集中していました。前回は初めて貴醸酒(きじょうしゅ)を飲んで衝撃を受けたんですが、今回は本格辛口の酒が
とても完成度が高く感じました。サッパリしているんですけど、しっかりと旨味を強く感じましたね。好みの酒に出会えて幸せです。
蔵カフェ&マルシェ




1階が試飲会場で2階が「蔵カフェ&マルシェ」となっています。ちょっと2階の全体画像が消えてしまったんで分かりにくいんですが、
「スコーン」「蒸しパン」「クッキー」「カヌレ」や「ワークショップ」などがあり、1階の入口には「揚げ物」「おつまみ」「燻製」など
酒が飲めない子供でも、運転手でも楽しめるようになっています。私は子供を連れて行ったんですが、外にあるキッチンカーで
「カキ氷」と「たこ焼き」を美味しそうに食べてて、凄く楽しそうにしていたので、こちらも気兼ねなく試飲をすることができました。


駐車場について

榎酒造は、呉市なんですが「呉駅」からは結構な距離があります。路線バスも出ていますが、車で行くよという方も多いのではないかと思います。
駐車場は蔵の目の前と、少し離れた場所に3台限定の駐車場があります。私は平日に行きましたが、3台限定の駐車場は満車で、蔵の目の前の駐車場も
結構混雑していました。道がかなり狭いため、車がすれ違うと、上級な運転技術が必要になってきます。私のようにあまり運転に自信のない方は無理な挑戦をせずに
「音戸大橋」の駐車場に停めることをお勧めします。音戸大橋は螺旋状にグルグル巻いている大きな橋なので、すぐに分かると思います。
その橋の下に駐車場があり、元々は有料でしたが、2025年4月より「無料」になっていました。少し歩きますが、音戸の風情ある街並みを歩きながら
酒蔵へ行くのも、なかなか楽しいですよ。個人的にはお勧めしたいですね。
清盛 濃厚芳醇 平安濁酒(貴醸酒)

本格辛口と悩んだ末に購入したのが「清盛 平安濁酒」です。
前回は生のにごり酒を購入したんですが、今回は火入れした商品になります。生のにごり酒も美味しかったんですが、
生の場合だと舌にビリビリと伝わるガス感と、しっかりアルコールのパンチも効いてるので、満足感がとてもあるんですよね。
でも今回は「夜にしっぽりと飲む酒」をイメージして買ったので、この清盛は個人的に私のイメージとピッタリの酒だったわけです。
濃厚な甘さは、簡単に言ってしまえば甘酒のようですし、アルコールの荒々しさもなく、とても柔らかな口当たりになっています。
しかし、口に入れた瞬間に広がる米の甘さと余韻の長さは、甘酒とは全く違った豪華なものに感じますし、その余韻をしっぽりと楽しむ時間が最高です。
チーズも合うし、チョコレートも合う。是非お試しください。毎年最高の蔵開きを開催していただき、とても感謝しております。また来年もいこ~(笑)
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