沢の鶴「なまんま」

「※」マークに誓った酒造り

神戸市灘区新在家南町5丁目1番2号にある「沢の鶴さん」を散歩してきました。

1717年に創業した沢の鶴。本物の純米酒を造り続けるという強い誓いを込めて「米」の字の由来である「※」マークをラベルに刻印しているようです。

300周年を超えた沢の鶴は良い素材を使い妥協しない酒造りを継続することに強い誇りを持ち、それが世間にも受け入れられている証拠ですよね。

沢の鶴 資料館

見所満載の資料館がある沢の鶴。古い酒蔵を資料館として公開していて酒造りの歴史を見て周ることができます。

神戸の酒蔵を周って思うのは資料館がある酒蔵が多いですね。これだけ見所満載な酒蔵が多いと1店舗の滞在時間がかなり必要になるので

私達は朝1から見て周りました。1日中酒蔵さんぽ。幸せであります(笑)

灘酒の伝統を学ぶにはピッタリの場所だと思いますし築300年を越える酒蔵を予約なしで見学できたので貴重な体験をさせていただきました。

環境への配慮

沢の鶴では環境活動への取り組みにも力を入れているようで、日本酒の主な原料である「米」からでる副産物を捨てることなく

昔から有効活用されているそうで「肥料」「ペットフード」「米油」などに使用されています。酒粕は「奈良漬」にしたりするなど

捨てるところを極力少なくしながら、廃棄物削減やボランティア活動などにも積極的に参加されているそうです。

ただ美味しい酒を造るだけではなく酒造りをこれからも継続しておこなう為の環境を保護していく活動もされているのが素晴らしいと思いました。

豊富なラインナップ

2階建ての資料館を見て周り経路にそって階段を下ると直売所へ繋がっています。資料館も楽しかったですが実際に商品を見るワクワク感が最高です。

沢の鶴では商品のラインナップが豊富で、これだけあると、どれを買って帰るか悩んでしまいます。お店の方も丁寧に説明してくださるので

分からないことや気になることは全て答えてもらい直売所も楽しく見て周ることができました。

試飲できます(無料)

試飲は無料でさせていただけ、古酒仕込み梅酒が美味しくて購入しました。「南高梅」を3年以上熟成させて日本酒の旨味と梅の酸味が絶妙で甘すぎないのが私好みでした。

気になるやつ言ってくださいね。試飲出しますから。と他にも試飲させていただきましたが、どれも飲みやすくて旨味がしっかり効いた酒で

試飲をすると更にどれを買うか迷ってしまうことになりました。できることなら全部欲しい(笑)

沢の鶴 なまんま

購入したのが「なまんま」です。沢の鶴では生酒は限定の販売のみで、店頭に置くことはほとんどないとの事でした。

というのも生酒は管理が難しく日本の三大酒処である灘には観光客が多いため、常温で生酒を購入して帰る方が多く、美味しくなかったという評価を受けたそうです。

他にも冷蔵庫で長い間置いていて、飲む頃には味が変わっているという連絡があるなど、飲み手に問題があるんですが

お店の酒が悪いように言われてしまうのが悲しいとのことでした。まさにその通りで、冷蔵庫も開け閉めによる温度の変化があり

お店の一定の温度で熟成されるもののように美味しく熟成させることは不可能かと思います。生酒を常温で持ち帰るというのも劣化を進めてしまいます。

そういったこともあり生酒の販売を限定にした沢の鶴。しかし「なまんま」は限外濾過によって一切の火入れをせず

しぼりたてのフレッシュなお酒を常温で保存できるとのことです。購入者に寄り添ってくれる姿勢も素晴らしいなと感じます。

限外濾過とは分子レベルの話しになってくるため私の頭がパンクするので気になる方は申し訳ございませんが自分で調べてください(笑)

常温で生酒?と最初は驚きましたが、飲んでみてビックリ。生酒のフレッシュ感爽快な飲み口で美味しい。

すっきりとした後味ですが米の旨味をしっかり感じることができ、それでいてフレッシュ感もある。とても美味しい酒と出会うことができました。

資料館に豊富なラインナップの直売所。見所満載の沢の鶴。ぜひ散歩してみてください。

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