勝山 町並み保存地区
岡山県真庭市勝山にあります「辻本店」さんを散歩してきました。
出雲街道の宿場町として栄えた勝山は、昔ながらの風情ある街並みが残っており、岡山で初めて街並み保存地区に指定されました。
素敵な街並みの中で「登録有形文化財」に指定されている辻本店。歴史を感じる建物に、入る前から期待感が膨らんできます。
雄町米への強いこだわり
岡山県を代表する「雄町米」に強いこだわりを持ち、現在では「全量雄町米」だけを使った仕込みをされているとの事で、米が柔らで溶けやすく、濃醇(濃い しっかりとした味わい)な酒に仕上がります。
地元の高品質な米を使いたいという気持ちで、軟質で処理の難しいとされる雄町米を、試行錯誤の末辿り着いた技術を元に、最高の酒へと仕込んでいく職人の技が、また魅力的でございます。
試飲(有料)ができます
試飲は、お店のオススメ飲み比べセットもあるのですが、対応してくださったスタッフの方が、とても丁寧で、こちらの好みを聞いてくださり、甘口でフルーティーな酒をチョイスしてくださりました。
1つ100円と、とてもリーズナブルな試飲価格で、写真にあります「うきぐも」は、なんと「BEAMS JAPAN」とのコラボ商品となっており、
甘酸っぱい白ワインのような味わいと、アッサリとした飲み心地が心地良く、かなりサッパリとした印象で、どんな食事にでも合う事間違いなしの美味しさでした。
御前酒 50 等外雄町
試飲をした中で、私が最高に美味しいと感じたのが、こちらの「御前酒 50 等外雄町 氷温貯蔵」です。
極寒の冬に仕込まれた生酒を「-5℃」で氷温貯蔵した商品で、雄町の「等外米」を使用しております。
等外米というのは、農産物検査法の基準で、等級外のものを指します。等級外と言っても、粒が揃ってなかったり、多少の汚れや削れがあったりするだけで、
使われている雄町は超1級品で、50%まで磨き上げた酒を、リーズナブルな価格で購入する事ができて、嬉しいですし、お店の方も、せっかく生産者さんが一生懸命に作ったお米を、
廃棄したりするのは勿体ないし、等外米でも、これだけ美味しいお酒が作れるんですよという事を、もっと多くの方に知ってほしいんです。と言われていました。
しかし、等外米で作られた酒は「純米酒」や「純米大吟醸」などという名称を付ける事ができないらしく、味は間違いなく、純米吟醸以上のクオリティーを個人的には感じました。
フルーティーな香りと、甘い果実のような芳醇な甘みが広がり、その余韻が心地良く、生酒ならではの、舌で少しだけピリッとしたアルコール感が爽やかで、生酒の荒々しさが無く、
とても飲みやすい為、これは氷温貯蔵による熟成で、角が取れたのかな?と個人的に勝手に思っています(笑)
是非、購入して試してもらいたい商品で、個人的には、リピート確定商品になりました。数量限定品ですので、品切れにご注意ください。
特約店限定 御前酒 1859
もう1本買っちゃいました。特約店限定販売の「御前酒1859」
こちらは火入れした商品で、角の取れた甘みが心地良く、サラリとした甘さの為、重たさがありません。とっても飲みやすく、食事とも合わせやすい美味しい酒でした。
こちらの当然リピートします(笑)風情ある酒蔵に、素晴らしいスタッフの方、最高に美味しい酒。是非皆様もさんぽしてみてください。
上の画像にある「御前酒 9 NINE」は、御前酒の人気商品で、2024年の9月に発売される「GOZENSHU 9NINE the Final」が最後になるとの事で、
私は飲んだ事がないのですが、最後って聞くと買いたくなりますよね。さて、予約ボタンをポチっとしてきます(笑)
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