出雲地伝酒
今回は、島根県松江市東本町にあります「米田酒造」さんを散歩してきました。
こちらには「魔法の料理酒」が存在するとの事。その名も「出雲地伝酒」この1本で料理の完成度が驚くほど変わると有名な料理酒で、
もち米を使い、米麹は日本酒の2倍も入っています。仕込み水も、日本酒の約半分と、とても濃厚な仕上がりで、完成までに3ヵ月、しっかりと熟成させる事で、完全発酵を促します。
いつもの料理をワンランク上にしたい方や、味にこだわった勝負料理の時など、是非使ってみてはいかがでしょうか?
試飲させていただけます(無料)
「お好きなものを選んでください。」と言われ、お話しを聞きながらチョイスさせて頂いたのですが、なんと試飲は無料との事で、3本も申し訳ないなと思いながらも試飲させていただきました。
これは、私の個人的な意見ではございますが、最初から購入する予定で、酒蔵を散歩させてもらっています。出来れば試飲は有料だと、素直に好きなものを購入できて、嬉しいのですが(無料でも、お店のご厚意に大変感謝しており、有難いと思っております。)
無料で試飲させて頂けるお店の場合、試飲だけして帰ってしまうと、お店としてはマイナスしかありません。あくまでも、見学では無く、購入するというスタンスで、お店に行くというのを心掛けています。
話しはそれましたが、写真1番左の「豊の秋 生酒」こちらは、夏の生酒という事で、とてもサッパリとしていました。冷奴などと合わせて、ゴクゴクといけてしまうやつですね。
写真中央の「つや姫 豊の秋」こちらは、お米でも有名な「つや姫」を使った、生原酒となります。度数も先程のものより3度高い17度で、フレッシュ感とお米の甘さも感じますが、ずっしりとした原酒ならではの重みもあります。それでいて、先程同様の、アッサリ感もある為、とても飲みやすかったです。
豊の秋 佐香錦
そして、私が購入したのがこちら。「豊の秋 佐香錦 純米吟醸酒」
使われているお米の「佐香錦」(さかにしき)は、島根県だけで栽培されている「酒米」で、お米の味や香りが出やすく、島根県では多くの酒蔵で使われているとの事です。
飲んだ感想は、正にお米の良い香りがしっかりとしており、アルコール度数16%とは思えない程の、しっかりとしたアルコールを感じ、ピリピリと舌に残る炭酸感が心地良く、
腹の底から熱くなってくるズッシリと思い原酒の荒々しさと、フレッシュさが、とても印象的な商品でした。しっかりとした重厚感の中に、お米の香りが鼻に抜ける感じが好みです。
接客してくれたスタッフの方が、素晴らしくご丁寧に説明をしてくださり、島根県で作られたお米を使った、島根県ならではの、お酒と出会わせていただけました。
やはり、県外に行くと、その土地のお米、水を使っているお酒を体感できる事が嬉しくて、広島のお酒との違いを楽しんだりできるのが良いですよね。
しかも、こんな親切丁寧に接客していただけると、米田酒造のファンになってしまいます。皆様も是非さんぽしてみてください。
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